ファウストVol.5発売日

池袋ジュンク堂本店まで行って、ファウストのサイン会のチケットをゲットしようとしてたんですが、代わりに友人に買ってもらいました。薔薇マリーです。


いやいや、わざわざ池袋まで会社帰りに行くのは、結構時間取られるから助かるよ。しかし、まさか上遠野浩平氏とウエダハジメ氏がサイン会とは…。びっくりして、ご飯をおいしく頂きましたよ。

さて、薔薇マリーは一応(なんちゃって)絵描きの性分なので、イラストレーターとゆーのはかなり気になる所なのです。実は今回Vol.5の表紙を飾っているのは、ウエダハジメ氏で、薔薇マリーはつい最近まで存在を認知してなかったとです(汗)んで、ファウストの表紙を飾るって事でアレコレ調べてみると、これがまたすごい!

ウエダハジメ氏は、結構あらゆる所で「あの線は引けない」と評される方なのですが、実際自分でしっかり見てみてその理由が良く分かりました。うん、あの線はひけねぇ!


細かく言っても、この日記を見ている人で分かる人はあんまり居ないのでしょうが、それはいつもの事。

現行日本でイラストレーターとして活躍されている方は、程度の違いこそあれ「日本人」らしい線を使うのですよ。顕著な例で言えば、天野喜孝氏などは日本画をベースにされた独特な絵を、内藤泰弘氏などはアメコミ風に独特な絵を、小畑健氏はリアル画に近づけつつも独特な漫画調の絵を、と個々人の印象に残る独特な絵ってのは挙げればキリがないけれど、必ず日本人らしい線の描き方だったりする。で、ウエダハジメ氏がその規格から外れているかとゆーと、実はそこまでではないんです。でも、観ている内に良く分からなくなってくるのですよ。

個人的には、子供が描いた絵をそのまま大人が子供のまま描いたって感じがします。うーん、伝わりにくいかな?元々、子供の感受性は豊かであり、「上手く描く方法」っていう絵としての常識を知らないまま描く為、相当とんでもな絵を描きます。それは、花が人より大きいとか、家族の顔を描いた時にお父さんの顔が小さいとか(笑)ウエダハジメ氏は、そんな絵を描くような気がします。型にとらわれないって感じですかね。


ここまで大絶賛するのもあれですが、ウエダハジメ氏はとても人を選ぶイラストレーターなので、必ずしも皆さんが気に入るとは限らないのでご注意を(笑)

でも、薔薇マリーの好きなイラストレーターに加えておかないと。