お疲れちゃ〜ん

仕事が終わらなかったので、土曜に出勤しようかと思います。日曜くらいはゆっくりやすみたいので、土曜日。薔薇マリーです。


今日は、帰ってからファウスト上遠野浩平先生関連の部分を読みふけっていましたよ。2時間程度。上遠野先生は、良く巷では「新時代を開拓した」と言われ、昨今のライトノベルブームの火付け役の一人です。しかし、今回のファウストを読んで、上遠野先生が影響を受けたものとかを見ている限りにおいては、今現在ライトノベルを主流として読んでいる人達には、SFって何?みたいな人も当然居るでしょうから、驚くかそうなんだとなっとくするかのどちらかでしょうか?

さてさて、上遠野先生は、若者向けな小説には多大な影響を及ぼしています。上遠野先生のデビュー作「ブギーポップは笑わない」が出てから、明らかに影響を受けているだろう物書きさんが、恐ろしいほど増殖した記憶があります。


でも、今のライトノベル世代って、自分が読み終わった書物を、誰かと内容を吟味するって事をやらないような気がするんですよ。言ってしまえばライトノベル、みたいな考え方で「軽く」見られがちなライトノベルでさへ、よく読んでいれば内容について一晩語り明かすとか、やろうと思えば可能なんですよ。例えば、「撲殺天使ドクロちゃん、あの内容はある意味文才なのか??」とかね!

けどなぁ、個人的に今のティーンズに上遠野先生は読まれていないような気がする…。と言うか、ライトノベル自体がティーンズに読まれていないような気もする。一時期、現在ライトノベルと言われるものが爆発的なヒットをした時代に、あの黄金期に読んでいた世代が、惰性で買っているケースが多いような気がする…。


目の錯覚ですかね?