忙しーでござる

今週、結構リアルで忙しいです。昼間は結構のほほんとしているのに、なぜか夕方から忙しくなる。薔薇マリーです。


今日は、19時に会社を出て帰るつもりだったのに、気付いたら22時半でした(笑)まぁ、ぶっちゃけるとこんなに遅くまで残ってやらなきゃならない、期限付きの急ぎの仕事ってのは無いんですけれど、降ってくる仕事量が多いんでどうしても消化に時間が…。まぁ、それだけ成長性とか今の実力とかを認めてもらえてるって事ですかねぇ。


そんなこんなで、帰りに職場近くの「なか卯」に寄ってから帰りました。一人でふらりと晩御飯食べてから、電車に乗って帰るのって結構久しぶりです…。しかし、なか卯ってちょっと割高ですよねー。同様に分類されるファーストフード店と比較すると、客単価がおよそ100円程度高い。

昨日に引き続き、また経営うんぬんの話になりますが、なか卯は本当に上手く事業拡大して行ったなと思う訳ですよ。

まず、関東には関西出身の人がまともに食べられるうどんが、ほとんど無かった背景で、「本格讃岐うどん」と謳い文句を挙げた所が第一の成功なのではないでしょうか?関東在住の人って括りで見ると、地方出身者がそれこそ馬鹿にならない程居る訳で、その人達の中でも「関東でうどんは、まずくて食べられない」って事は意外なぐらい共通項だったりします。

これは、元々関東に住んでいた人には分からない観点でしょう。関東は元より、うどんより蕎麦が主流だし、うどん屋さんなんてものがそもそもあまりありません。うどんが食べたかったら蕎麦屋へ行けってのが基本です。ちなみに、薔薇マリーの出身地九州では、うどん屋が主流で蕎麦屋があまり見かけないですね。うどん屋にしても、蕎麦屋にしても、結局うどんも蕎麦も置いているんですが、その名称の違いが見事な日本国内での文化の違を表しているのでしょう。

大幅に話が逸れましたが、なか卯はそんな点に目を付けて売れた店な訳ですよ。関東では、うどんのつゆが「つゆが透明で、麺が透けて見える」って事はまずありません。あ、麺が透けてるんじゃないですよ?当然、つゆが、です。しかしこの違いは大きくて、とてもインパクト大!薔薇マリーなんて、初めてなか卯に行った時には、関東で透けてるつゆを見た事に感動ひとしおでしたし(笑)んで、これが功を奏して関東在住な関西地方出身者のうどん欲求を、鷲づかみしちゃった訳ですね。

そして次に気になったのが、店舗配置。なか卯を見かける位置ってのは大抵オフィス街か、繁華街です。「平日に売り上げを狙う店舗」「日曜・祭日に売り上げを狙う店舗」と、きっちり別けられているような気がします。実際、吉野家松屋等の別の系列店は、良く車通りの多い国道や県道沿いに店舗を作りますけれど、なか卯はそーゆーのを見かけないですね。理由は、売り上げが安定しないってのと、狙ってる顧客層の交通手段の加味など、色々あるんでしょうがそこが上手い。無駄に店舗を増やして、トントンの経営店舗が数増えるより、確実に狙い目を絞って黒字を出せる店舗をピンポイントで設置した方が、経営効率的には良いのです。


何だかんだとなか卯をベタ誉めですが、もうちょっと美味しければなぁー。