総選挙の結果

テイルズオブレジェンディアがようやく40時間越え…。しかし、まだ終わりが見えない…。イベントが長いよ!薔薇マリーです。


選挙の結果、続々とテレビで報告されてますねぇ。自民圧倒的有利と言われていた結果そのままな気もしますが、ここまで自民の議席数が多いのは予想外。その自民党の内訳も、政治能力のない割りとどーでもいい末端議員が多い事で…。

テレビを見ていると、今回の選挙はアメリカ的だ〜とかって良く聞くんですが、薔薇マリーとしては今回の選挙、注目すべきは見事なメディア扇動と、日本の独裁政治化強化な気がしてなりません。


とゆーのも、年金問題とか国債問題とかほっといて、国民のみなさんは郵政民営化を認めるかどうかで投票して下さいと言う選挙の始まり。そこから各メディアで郵政民営化の賛否両論が流されるも、その実「民営化は正しい事で、反対するのは國逆だ」みたいな風潮を作ったのも事実。むしろ、ある意味それが全て。

おかげで、自民だから投票しようと、自分の投票する立候補者が誰かなんて、気にもされず投票されたケースが多かったんじゃないでしょうか。「あんなに自信満々に(小泉さんが)言うんだから間違いない」とか、「改革をしないと、日本は変わらない」と、実際の政策とは関係ない所で自民党人気が出ていますからね。

特に、この「改革」について働く男性は賛同するケースが多く、新しい事が出来ないと何も変わらないと言う当たり前の事を強調し、それをやり遂げてみせると主張する事で、自分たちを「正義」化してました。しかし、この部分には他の政策のいい加減さに注目させない、そんな意図的な裏があるように思えます。なので、今回の選挙を扱うメディアでの番組では、政策のいい加減さに関してだいぶ突っ込んだ話をしていたのって、TVタックルと朝まで生討論ぐらいじゃないですかねぇ。


そして面白いのが小泉氏の当選後の誘導。選挙前は散々メディアでの世論扇動を行った挙句「今回の選挙は、国民の皆さんに郵政民営化が正しいかどうかを決めてもらうものだ」と、郵政民営化だけの選挙だと主張し、いざ選挙が終わってみると「この選挙結果は、国民のみなさんが私達内閣のやってきた実績を、認めて下さったものだと思っております」と主張の挿げ替え。

本来解散総選挙の場合、選挙期間中に「私たちのやってきた実績を〜」と言って選挙を実施し、選挙終了後に「改革をやったろみゃー」と言うものでしたが、今回は真逆。…選挙も、新しい時代になっているのかも知れませんね。


まぁ、この選挙で見事にメディアでの扇動が、選挙戦に十分通用すると証明してしまった訳で…。