ペアチケット

数年前まではペアルックも、たまぁあーに見かける程度でしたが、最近はめっきり死滅してしまいましたね。薔薇マリーです。


さて、意外とありそーでないシュチュエーションの一つ。昔の漫画ではデートを誘う口実として使うシーンが、恋愛物の漫画でよく載っていたような気がします。


「映画のペアチケットが手に入ったんだけどさぁー、今度二人で一緒に見に行かない?」


普通に生活してて、映画のペアチケットが手に入るとか、ないですから。ペアチケットどころか、映画のチケットそのものとかも、ないですよねぇ。割引券なら、苦を労せずして手に入りますけど。


そんな映画のチケットが手に入るなんて、意図せずして起こりえねぇーだろ、と思っていた時期が薔薇マリーにもありました。いやね、手に入ったんですよ、映画(orボーリング)のペアチケット。

うちの会社の、しかも東京支部の組合は、妙なことをやってくれます。今回は、何故か「映画(orボーリング)のペアチケット」を組合員のみなさんにプレゼント!この際だから、家族で、恋人と、行ってください!みたいな、おいおい、うちの会社大丈夫?と素で心配になる、そんな内容。

しかしなぁ、微妙なんですよ。そのチケット、東急系の施設でしか使えないんですよ。うちの東京支部の寮(借り上げ)は基本千葉県にあるくせに、東急って東京駅挟んで反対方向じゃないですか。上野があるにしても、いささか不親切と言わざるを得ませんね。おまけに、配布のうたい文句に「休日や、会社帰りにぜひ!」とか書いてるんですけど。職場から自宅と反対方向行って、映画観て帰るとか、平日には難しくない?

その辺、本当にうちの組合員は大丈夫?と思ってしまう訳ですよ。


つか、まず何より、ペアチケットである事が問題。ボーリングとか行っても仕方が無いから、映画を見に行く事になるのだけれど、誰と、何を、観に行くかですよ…。

うーん、ブレイブストーリーとか観に行ってみようかなぁー。ゲド戦記は、監督がとんでもない事を押井守氏に言うような、ボンクラちゃんなので、多分絶対観に行かない。

とりあえずどうしようか考えてみたけれど、意外と「映画のペアチケットが手に入ったんだけどさぁー、今度二人で一緒に見に行かない?」って、難しいんですねぇ。相手が居ないと使えない台詞なんですよね…。